仕事場探し (5)

皆さんこんにちは。

またまた不動産屋から連絡がありました‼️

イェーイ‼️

意外とあるもんですね(^^)でも、前と同じように使えない建物の可能性もあるから、あまり期待をせず、ニュートラルな感情でいよう。

今回、連絡いただいた物件ですが、電話で場所を聞いてみると、海沿いの集落で、ギリギリ笠岡市内との事。
どこかで聞いた事のあるワードに『前と同じ所か?でも、違う不動産屋だしな。もしかして、違う不動産屋でも物件を共有してるのかな?』
とか考えながら話を聞いていると、どうやら前の物件とは違う物件で、前回の場所から車で2〜3分の所でした。
どうも高齢の夫婦が住んでいて、その夫婦が施設に入ったり、亡くなられたりして、その子供は遠くに住んでいて維持だけしている。という物件が田舎には多いそうです。
時代ですね。

で、今回は、すでに見てきてます。

今回の物件は車が通れる道がしっかりあると聞いていたのですが、行ってみると・・・

すっごい激坂‼️

見に行く物件よりも上にも家があり、結構新しい家だったので、もし子供がいて、自転車に乗ってたら、この坂を登るのかと思うと気の毒に思えてきます。
嫁のボロ車に鞭を打って登っていくと、石垣の上に確実に明治かそれよりももっと前の時代から建っていたであろう古民家がそびえ立っていました。
まず目を引いたのは、傷んでいるものの時代劇に出てきそうな土塀。山土を塗って補修すればとても見映えが良くなりそうです。
そして、玄関が開いていたので、不動産屋に確認を取り中へ・・・。
家の中は家財道具が残っていて、かなり散乱しています。縁側らしき所にはご先祖様でしょうか、軍服を着た男性と着物を着た女性の写真が飾られています。取り敢えず写真に手を合わせて、中を見させてもらいます。

入ってすぐに玄関というよりも結構広い土間が打ってあり、なかなか素敵です。ここに火床(ほど)を作ったり機械ハンマーを設置したり出来そうです。
2階か屋根裏収納か分かりませんが、上にあがるようなハシゴもありましたが、ハシゴも壊れていてさすがに上がることは出来ませんでした。

なかなか面白い物件で、建物の作りや海を眺望出来る立地、改造の仕方によっては隠れ家的なカフェや小料理屋なんかになりそうでした。
でも、鍛冶屋をするには近所の家が近くにあり、坂の上なので、風向きによっては炭の粉が下の家に降り注ぐといった感じがしました。
あと建物が古すぎて、すぐには倒壊しないにしても、それを補修するのにいくら掛かるのか見当もつかないので、今回の物件も見送りたいと思います。
贅沢なようですが、大きな家屋が付いている物件はやっぱり無理そうですね。

もう少しこじんまりとした物件がでてこないかな。

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備州住大光鍛刀場

笠岡に住む刀鍛冶『大光』の仕事場探しや普段の作業をゆる〜く書いていくページです。 これから刀鍛冶を目指したいなと思っている方に、少しでも役に立てればと記事を書いています。